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好きを徒然綴っています

「ハムレット」「羽生蓮太郎」の気になること個人メモ

 

 

劇団Patch 第10回公演「羽生蓮太郎」初日おめでとうございました!!

 

 

 

本日2日目ですね!無事に初日の公演は終わったようで、そしてチラチラとツイッターの感想をみては自分が観劇するのがそわそわと待ち遠しくなる一方です。
「羽生蓮太郎」はハムレットが原案の作品ということで、観劇前に原案のハムレットを読みました。ちなみに読んだのはちくま文庫版、松岡和子さん訳のものです。

 

 

シェイクスピア全集 (1) ハムレット (ちくま文庫)

シェイクスピア全集 (1) ハムレット (ちくま文庫)

 

 

 

 

そしてここからはハムレットを読んで気になった点、羽生蓮太郎を観るにあたって気になっている点の個人的メモです。完全な自己満です。
みたことあるものは「オセロ」「ロミオとジュリエット」戯曲は「ハムレット」が初めてというめちゃくちゃシェイクスピア初心者なので、シェイクスピアではおきまりのことを書いていたり一度しか読んでいないため矛盾する点があるかとは思いますが、とりあえず書いておいて実際にハブレンを観た後で思い返すのに役立ったらいいなー…という個人のメモです。

なのでもし読まれる方がいたとしたら何も考えずぬるっと読んでいただけたら幸いです。
そしてお分かりかとも思いますがハムレットのネタバレ、ハブレンの内容を勝手に想像しているので閲覧は自己責任でお願いします…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハムレットで気になる点】

 

・先王の亡霊は存在するのか
→見える人と見えない人がいる。そのわけは?
全身を甲冑で覆われた姿では顔の確認ができないため、先王の甲冑を着た別人の可能性もある。
また、甲冑姿と寝間着姿で登場するが服装が変わった理由。甲冑→偽の先王、寝間着→本物の先王 のような可能性もあるのかなと勝手に思っている。

 

・ガトールードが再婚した理由
→時代的に夫の兄弟と妻が再婚することはよくあることだったのか?歴史に詳しくないためまったくわからず。作中で妃とクローディアスがラブラブしてたわけでも、妃が先王の死をめちゃくちゃ悲しむわけでもなく。クローディアスは妃と結婚することにより王の地位を得られるし仮に妃のことが好きだったとしたらこの再婚はメリットがあるけど、妃が再婚に踏み切った理由がよく分からない。そのままハムレットが王位を継承してもよかったはず。本当にクローディアスのことを好きになってたのか?そもそも拒否する権利など当時の女性にはなかったのか。ガトールードの考えてることが分からない。

 

・先王の名前が一度も出てこない理由
→登場人物一覧の時点で先王は名前が出ていない。当たり前だが妃も叔父もハムレットも誰も先王の名前を呼ばない。呼ぶシーンがなかったから名前がないのか、それとも意図的に名前がないのか。

 

・フォーティンブラスだけ無傷な件
→位の高い身分の人々がたくさん亡くなる作中において、自分が怪我することも親族が巻き添えになることもなく、むしろの王位を継承することになったフォーティンブラス。この作品で誰が1番得をしたのかといったらフォーティンブラスの気がするのですが………考えすぎ?

 

・クローディアスは悪人なのか?
→いやハムレットを意図的に殺そうとしてるし、間違えて毒入りのお酒を飲み倒れた妃のことを誤魔化した時点で悪人なんだろうなとは思うんですが……先王を殺した犯人なのかと言われるとなんとなく疑問が残る。劇団の芝居をみて怒るけど、よく考えたら先王を殺してなくても自分のことを侮辱するかのような芝居をされたら怒るよなぁとも思ったり。すごく単純に先王を殺した理由が知りたい。

 

・先王は善人だったのか?
→そもそも生前の先王の情報が少ないので人となりが全く分からない。主人公の殺された父親=かわいそう みたいな方程式が頭の中で勝手にできているだけで、実は善人なんかじゃなかった可能性もあるのではないか、と考えすぎだとは思いつつ考えている。

 

ハムレットは狂っていたのか
最初は狂っているフリをしていたのが本当に狂ってしまったのか。最初から最後まで狂ったフリをしていたのか。それとも最初から最後まで狂っていたのか。
レアティーズとハムレットの剣が入れ替わったことに関しては作中では「揉み合ったあと、剣が入れ替わる」と書いてあるので、剣先に毒が塗られてることをハムレットが知っていて意図的に剣を入れ替れた可能性もありえるよな…と思ったり。

 

 

 

【羽生蓮太郎で気になる点】

 

 

・なぜホルモン屋?
→舞台が昭和の関西にあるホルモン屋なわけですが、とりあえずホルモン屋であることに意味はあるのでしょうか…?関西といえば!な飲食店を舞台にするとしたらたこ焼き屋でもお好み焼き屋でもよいのではないかなーと思うので、ホルモン屋であることが作品の中でどう影響してくるのかが気になります。
個人的にホルモン屋って行ったことがなくて馴染みのないお店なので、イメージができなくて勝手に未知数なところがある。

 

・羽生秀太郎の名前は出てくるのか

→「ハムレット」では名前が出てこなかった先王のポジションである羽生秀太郎。「羽生蓮太郎」では名前を呼ばれるのか「ハムレット」と同じく作中で名前を呼ばれないのか。

 

・歩野親春はどういう役?
→作・演出の末満さんのツイートによるとオフィーリアポジションである歩野親春は羽生蓮太郎と恋愛関係になるわけではないようなので、どういう風に羽生蓮太郎や周りの人々と関係してきて、原作と同じく命を落とすことになるとしたらどういう流れなのか……

 

・羽生秀太郎の殺され方

→耳から毒をいれて…とはならない気がするので。
事故死にみせかけたりするのか?それともホルモン屋であることを利用した方法になるのか?

 

・劇中劇のシーン
ハムレットがクローディアスにカマをかけたシーンでもあるわけですが、昭和の日本でホルモン屋が劇団を呼んで芝居をさせるとはならないような。他の方法でカマをかけるとしたらどんな方法になるのか。

 

・蛍原康がヤクザの理由
→なぜヤクザなのかも気になりますが、「ハムレット」を読んで気になっていたフォーティンブラスだけ無傷だなあと思ったことを当てはめると蛍原康も最終的に無傷で終わるのでは…?

 

 

 

 

個人的メモ終了!観劇後もぜったい感想や考察を書きたいぞ!!
ハブレン楽しみだー!!!